雨漏りは、住宅や建物にとって深刻なダメージを引き起こす問題です。放置すると、天井や壁のシミ、カビの発生、構造材の腐食など、建物の寿命を縮める原因になります。早期発見・早期修理が、建物を長持ちさせるためには欠かせません。
雨漏りの主な原因
雨漏りの原因はさまざまですが、主に以下のような箇所から発生します。
屋根材の劣化や破損:瓦やスレートのひび割れ、ズレなど。
外壁のひび割れ:モルタルやサイディングの経年劣化。
シーリング材の劣化:窓枠や接合部のコーキングが剥がれている。
ベランダやバルコニーの防水層劣化:経年により水が染み込みやすくなる。
屋上・ルーフバルコニーの排水不良:排水口の詰まりや勾配不良など。
雨漏り修理の流れ
1. 現地調査・診断
目視だけでなく、必要に応じて散水試験やサーモグラフィーを使って原因を特定します。
2. 原因箇所の特定と修理内容のご提案
発生源を特定した上で、最適な修理方法を選定。写真付きの報告書でご説明します。
3. お見積り提出
作業内容と費用を明確に提示し、ご納得いただいた上で工事に入ります。
4. 修理施工
シーリングの打ち直し、屋根材の補修、防水処理など、状況に応じた工事を行います。
5. 完了確認とアフターフォロー
工事後に漏水チェックを行い、必要に応じて保証書を発行。万が一の再発にも迅速に対応します。
修理費用の目安
雨漏り修理の費用は、軽度のもので8千円位から5万円程度、本格的な補修になると10万円以上かかることもあります。屋根全体や防水層の改修になると数十万円のケースもあります。
また、火災保険が適用できる場合もありますので、まずはご相談ください。